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犬の本能など

ワンちゃんのしつけは皆さんご存じの通り、早ければ早いほど短期間で覚えます。しかし遅くても手遅れではなく、時間がかかるだけですので、諦める必要はないです。

しつける為にはまずは犬の本能を理解する必要があります。犬の本能から、問題とされる行動が生まれてるのです。本能を理解できれば、犬の行動にも納得が出来ます。

現在考えられる本能

たくさんの子犬

生殖本能

人間も持っているごく自然の本能で、子孫を残そうとする本能です。生殖本能と子供を守ろうとする養育本能に分かれます。

二匹の犬

運動本能

遊戯本能とも言われ、体力・知力等を使い、群れの中で上位の順位を獲得しようとする本能。

走っている犬

逃走本能

自分の身を守るために、不安や怖いものから逃げようとする本能。

吠える犬

自衛本能

自分の身を守るために攻撃する本能。

おもちゃを咥えた犬

栄養本能

特に猟犬等が強く持っている本能。

持来本能 投げたボールなど      を持ってくる本能

 

捜索本能 嗅覚を使って、警察犬などが犯人を追跡するのに利用

 

追跡本能 逃げる物を追いかける本能で、ドックレースで利用

 

狩猟本能 獲物を狩る本能で、散歩中にハトとかを見たら追いかける等。

輪になって座っている数匹の犬

社会的本能

一番問題行動の原因となる可能性が高い本能。

群棲本能 群れを作り上下関係を構築する。

 

服従本能 群れのリーダーに従う

 

権勢本能 群れの中で主導権を取ろうとする。

 

防衛本能 ファミリーを守る

 

警戒本能 なわばりを守る。

 

監守本能 自分が獲得した餌や物を守る。

 

闘争本能 戦うための本能

 

帰巣本能 遠く離れたところまで出かけても巣に戻れる。

飼い主として理解しておきたい本能

7匹の犬

群棲本能

狼を祖先とする犬は群れ社会を好みます。

群れで生活するのは、外敵から身を守る為です。

群れにはリーダーが存在して、縦型の社会が形成されます。

ペットとしての犬も、家族を群れと認識して自分も家族の一員と考えています。

3匹の犬

権勢本能

群れでは序列が出来ているので、リーダーが群れを統率しています。

したがって、強いものには従い、弱い者には従わせようとする本能です。

飼い主に向かって、唸る、歯を見せる、他の犬にマウントを取る等の行為は、

自分に従わせようとしています。

飼い主が自分より弱いものと考え、犬がリーダーシップを発揮しようとする為で

群勢症候群になってる可能性が有ります。

おもちゃでじゃれる犬

遊戯本能

パピーの頃はじゃれあうのが大好きな犬がほとんどです。

お互いの優劣を決める行動を学んでいます。

一緒に遊ぶ犬が居ないときは飼い主と遊ぶことになります。

この時に甘噛みや引張あいっこ等、犬の闘争本能を刺激する遊びばかりしていると権勢本能が発達してしまう可能性が有ります。

集まっている犬

服従本能

群れで上下関係が出来、平和な群れとなっているのは、リーダーに対して服従する事で自己防衛を図っています。

犬にとって権勢本能と服従本能は同列の本能で、

自分がどう言う行動をとれば平和が維持出来るかを考えています。

家族の中でリーダーが居ないと、服従する相手が居ないので、自分がリーダーとなろうと権勢本能が発達すると考えられます。

以上の本能と習性を理解すれば、問題行動の改善に役立ちます。

では、どの様な環境に置けば問題行動が無くなるのでしょう?

次の様な生活環境になれば、問題行動は減ります。

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体や頭の運動

・散歩やドックラン、庭等での自由行動トレーニング。

・飼い主さんの指示コマンド、ノーズワーク等。

食べ物・睡眠

・栄養価が高くおいしいご飯(ドックフードだけでも良いが、+α何か?)

・安心・安全な場所(クレートがベター)その為のハウストレーニング

排泄・健康

・清潔なトイレ(睡眠場所と同じスペースはNG マーキングは別)

・痛み等も排除、体重管理等

安心感・ルール

・飼い主さんとの信頼関係が一番。

・規則、何が良くて何がダメかを知る・教える。

日光浴・鼻

・心身の健康維持、特にパピー期は大切。

・情報を得る為の大切な器官。

これらの環境が満たされているワンちゃんは幸せ感を得ると同時に問題行動を起こし難いです。

犬の持つ感情は、以下の4個と言われています。

★恐怖 身を守る為の行動(逃避・攻撃)に出る。

★不安 恐怖の前兆。本能的や以前に起こった事を参考に先読み・感じ対応する。

★怒り 大切な物(場所・人・物)が脅かされそうになった時。所有欲等。

★喜び 飼い主や犬との遊び。犬としての本能力。

ネガティブな感情が多いのは、昔からの危機管理の証しです。

問題行動が起こった場合、これらのどの感情からかを当てはめると分かり易いです。

三匹のフランス語Bullgod子犬

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